ホテルインディゴ箱根強羅

FROM OUR KITCHEN VOL.7

ホテルインディゴは地域の食材にこだわります

ホテルインディゴの「ネイバーフッドストーリー」とは、ホテル周辺の土地独自の風景、文化、歴史、コミュニティの物語。世界中の一軒一軒のホテルインディゴが、ネイバーフッドストーリーをホテルに取り込み、館内のインテリアやデザイン、個性あふれるサービスやレストラン体験としてお客様にご提供しています。

 

ここでは、「リバーサイドキッチン&バー」のキッチンチームから、食材にまつわるネイバーフッドストーリーを連載でお届けします。

写真はイメージです

VOL 7

地域特産の柑橘系果物をもう一つ。「片浦レモン」というレモンがあります。今でこそ知る人ぞ知るレモンですが、そもそもこの地域ではレモンを作っていませんでした。レモンを栽培するようになったのは、1977年のオレンジ輸入自由化により海外から防カビ剤を多用したレモンが大量に入ってくるようになったことからでした。不安に思った消費者からの「安全なレモンを作ってほしい」という要望に応えるため、片浦地区の農家とJAが「片浦レモン研究会」を発足。数十年に渡る試行錯誤の末、ワックスも防カビ剤も使用しない片浦レモンを完成させました。もちろん今でも農薬の散布は年0~1回、散布する時期も収穫が行われる12月~翌年5月は避けるなど、片浦レモンの栽培ルールは厳格に守られています。

 

片浦レモンを使った代表的商品に「片浦レモンサイダー」があり、ホテルインディゴでは皆様のお部屋の冷蔵庫にご用意しています。また、ウォッカやジンなどアルコールとの相性も良いことから、ホテルのシグニチャー オリジナルカクテル「Indigo+」(インディゴプラス)にも使用しています。こちらも合わせてお試しください。

 

・・・・というように、柑橘系の農産物の中にも興味深いネイバーフッドストーリーが隠されていることがわかっていただけたかと思います。と同時に、みかん畑を継続させていくということは土地の荒廃を防ぎ、景観や環境を維持しくいという地域のサスティナブルな活動にも繋がっています。私達の提供するカクテルやジュースの中に溶け込んだ、地域生産者の方々の努力と「甘酸っぱい」思いと一緒に味わっていただければと思います。

 

※次回に続く

 
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