ホテルインディゴ箱根強羅

FROM OUR KITCHEN VOL.3

ホテルインディゴは地域の食材にこだわります

ホテルインディゴの「ネイバーフッドストーリー」とは、ホテル周辺の土地独自の風景、文化、歴史、コミュニティの物語。世界中の一軒一軒のホテルインディゴが、ネイバーフッドストーリーをホテルに取り込み、館内のインテリアやデザイン、個性あふれるサービスやレストラン体験としてお客様にご提供しています。

 

ここでは、「リバーサイドキッチン&バー」のキッチンチームから、食材にまつわるネイバーフッドストーリーを連載でお届けします。

VOL 3

ホテルインディゴ箱根強羅のキッチンチームが選んだ地元のお肉、足柄牛。その存在を知る人はまだ多くはありません。しかしながら「関東肉牛枝肉共進会」において最優秀賞受賞の実力を持つ牛肉だということは、前回お話したとおりです。今回は足柄牛の特徴と、最も美味しく食べていただくために・・・についてお話します。

足柄牛の最大の特徴は「絶妙な霜降り(脂のサシの入り具合)と旨味」です。「関東肉牛枝肉共進会」でもそのことが評価されたのでした。

絶妙な霜降り具合と旨味を持つ足柄牛ですが、現在生産者はわずか4軒のみ。賞を受賞した足柄牛を育てている「かどやファーム」においても、月の出荷数は数頭のみというのが実情です。

その貴重な足柄牛を、どのような料理でゲストの皆様に楽しんでいただくか。キッチンチームが出した答えは、「薪の炎で“炙る”」です。薪を使うことで薪から放たれる燻煙が肉汁に入り込み、肉のうまみが最大限に引き出され、美味しく食べていただけると考えました。そのためにはグリルにもこだわりました。海外から取り寄せた回転滑車式グリルをシェフが巧みに操りながら、薪の炎で炙った足柄牛を食べられるのは、箱根で(いや、日本全国でも)唯一、ホテルインディゴ箱根強羅の「リバーサイドキッチン&バー」だけなのです。

地元の牧場で大切に育てられた貴重な足柄牛。皆様に「好奇心を掻き立てる箱根強羅の未知なるストーリー」を感じていただけるものと、キッチンチーム一同心からお待ちしています。生産者の大野山かどやファームの二宮社長もまた、「霜降りと旨味に優れた足柄牛は、リバーサイドキッチン&バーのお客様へ自信を持ってお届けしています」と、一人でも多くの方に足柄牛を体験してもらえることを楽しみにしています。

ところで、何故私達は地元の食材にこだわるのか?

それは「ホテル近隣の持つ歴史、人々、文化、自然を探り追求しそれらをゲストの皆さんに提供していく」という、全世界のHOTEL INDIGO共通の理念というだけではありません。サスティナブルやSDGsに沿った行動でもあると考えるからです。

地元の食材を使うことは食材の運搬距離が短くなり、CO2削減に繋がります。また、地元の食材を仕入れることで、農産物を通して地元生産者の方々と持続可能な「つながり」を持つことができると考えました。

「定期的に仕入れてくれる場所があることで、わたしたち生産者は安心して事業を継続していくことができるのです」(前出・二宮さん)

「フードツーリズム=地域ならではの食・食文化をその地域で」楽しんでいただくためにも、私達は地元生産者のみなさんと一緒に、さらに美味しいものにこだわり続けていきたいと考えています。

※次回 VOL 4 に続きます

 
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